塾長:中野 勉
中野:合格おめでとうございます。よく頑張ってくれたね。
宮本:ありがとうございます!まだ実感がわかなくて、どう表現したらいいかわからないですけど、とにかく嬉しいです。中野先生、本当にありがとうございました!
中野:こちらこそありがとう。宮本くんは、昨年、合格しているところをあえて蹴って、勝負に出たわけだから、こちらとしても、絶対通してあげたいってずっと思っていて。合格を聞いたとき、思わず、ちょっと涙が出ました。こちらも嬉しかった。
宮本:そのときのことは、僕も覚えています。あの、すごく厳しかった中野先生が、うっすら涙を浮かべて喜んでくれたから、僕も、受験の苦労が、すごく報われた気になって。
中野:えっ、そんなに厳しいって思ってたの?(笑)
宮本:うーん、怖いってだけなら、やたら怒鳴ってた高校の先生とかの方が怖いですけど、中野先生の場合、違った意味で、逆らえない感じみたいなものはありました。怒鳴られたり殴られたりなんて全然なかったけど、なんというか、妥協を許さない厳しさみたいなものがすごくあって。
受験時代に教えていただいた事は忘れていませんし、やはり僕自信が体験していますから自信をもって指導できていると思います。
2014年度合格者:宮本 洋太
- 2014年2月 川崎医科大学、東海大学医学部他、複数の大学に合格。
- 清風高校出身。ナカサカ医進には2年在籍。1年目で2校合格も、第一志望ではなかったため2年目に挑戦し川崎医科大学に合格。
中野:すごくいいように言ってくれたね(笑)
確かに、私自身、妥協は許さないし、スタッフにも生徒にも、高い水準を求めます。それくらいやらないと、厳しい競争に勝てないからね。たまに、たいした努力もせずに、運に恵まれて結果を出す人もいるけど、そういう人って、成功が長続きしないと思うんだね。自分の能力を過信して、自分は努力なんてしなくてもやっていけるって思ってしまったら、そこで成長はストップしちゃう。でも、受験なんて通過点にすぎないわけだし、医学部に入ってからも、いい医者になれるよう、きちんと頑張れる人であってほしい。
だから、私は、まわりに過大と思えるような課題を出すわけです。
宮本: 先生、「過大」と「課題」ってシャレですか?(笑)
中野:あ、わかってくれた?一週間かけて考えた渾身のジョーク(笑)厳しいだけでは、みんな身がもたないからね。中和しておかないと。
宮本: 確かに、中野先生って、厳しいけど、すごく面白いところとか、暖かいところもあって。お父さんが塾にいるような感じでした。だから、挫折せず、努力をし続けられたんだと思っています。
中野:ありがとう。最高の褒め言葉で、うれしいの一言です。
宮本:ナカサカには、いくら感謝してもしきれません。中野先生のご指導のおかげで、自分だけでは絶対気がつけなかったような、弱点や理解が曖昧な点をはっきり示してもらえたから、ナカサカでの2年間は、すごく充実してました。念願だった川崎医科大にも合格できて、もう嬉しすぎます!
中野:宮本くんの場合、昨年でも医学部には入れてたわけだけど、それを捨てて勝負に出たわけだから、精神的にも厳しかったと思う。でも、君は、ソフトな外見とは裏腹に、しっかり芯が通ってて、決して後ろは向かずに頑張ってたから、この結果があるんです。
受験は終わったけれど、本当の勝負はここから。この2年間の努力を糧にすれば、乗り越えられない壁なんてないと思うよ。それだけ頑張ってたのを、ちゃんと知っているから。
宮本:ありがとうございます!自分でも、よく頑張ったと思います。これだけできたのも、先生の助けがあったからこそです。感謝しています。
中野:宮本くんは、人柄もいいから、きっといい医者になってくれると期待してますよ。我々には別に感謝してもらわなくていいけど(笑)親御さんとか、周囲の人への感謝は忘れず、いまの宮本くんの良さを失わずにね。また、困ったらいつでも顔を見せにおいで。
宮本:はい、僕は勝手に中野先生のことを第二のお父さんと思っているので、頼りにしてます!これからもよろしくお願いします!
宮本君は意志が強く、2年目に見事に第一志望の医大を合格されました。ご本人の能力の高さはもちろん、なによりもその意志の強さが決め手なのだと思います。
アシスタント:新堂 萌(講師・アシスタント紹介ページへ)