シリーズ5☆医師を志し大阪大学医学部を目指した理由(伊藤先生編)

こんにちは☆
大阪大学工学部2年生のアシスタントの松本です!!!

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本日は、サポート講師の伊藤祐輝先生へのインタビューをお届けしたいと思います!

 

伊藤先生は大阪大学医学部医学科1回生で、福井県立藤島高等学校のご出身。

外見や話し方はとても穏やかで温厚そうなイメージがありますが、実は・・・とってもとっても意外な一面があるんですよ!

 

それでは、インタビューでお聞きしたお話をご紹介したいと思います。

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①何故医師を志したのか、何がきっかけだったのか

僕は小1から柔道をやっています。
実は高校2年の時、福井県塾長として日本武道館でおこなわれた全国柔道選手権大会に出場し、個人戦で優勝したんですよ!
それくらい真剣に全身全霊をかけて柔道一筋に打ち込んできたのですが、その分だけ怪我をすることも多く、小さい頃から地元の整形外科のお医者さんにお世話になる機会が多かったんです。そのことがきっかけとなって、やがて自身の将来の進路として「医師」という職業を考えるようになりました。 ちなみに、このまま「柔道家」としての道を極め、勧誘のあった体育系の大学に進学したり東京オリンピックを目指して稽古したり…といった進路については全く考えませんでした。
あくまで職業として見たら、僕にとっては「医師」の方が断然憧れが強かったですし、柔道は医学部に行っても医者になってからでも続けられると思ったからです。そこに迷いは一切ありませんでした。

現に、今も大阪大学柔道部に所属しています。それほどの強豪校とはいえませんが、阪大ということで世界中から来た留学生が柔道部にも多数所属しているお陰で、いろいろと刺激を受けながら楽しく柔道を続けられています!

 

②何故、大阪大学医学部を選んだのか

「学力的にチャレンジできる限り、出来るだけそれに見合う高いレベルの大学を目指したかった」というのが正直な理由です。
それで現役生時代から阪大医学部を第一志望として頑張っていたのですが、実際のセンター本番であまり点数が伸びず、不本意ながら他大学に志望変更して受験しました。ですが、そこでの2次試験も失敗してしまい、結局現役合格を果たすことができませんでした。
浪人になってからは予備校に通いながらも「とにかくセンターで失敗しない慎重さと安定感を」「2次力をもっと上げる」といった自己課題を設定し、その課題に見合う質と量の勉強を自分なりに工夫しながら実施し、1浪目の昨春に念願の阪大医学部合格を勝ち取ることができました!

 

③大阪大学医学部の良いところ&特色

悪口から言ってなんですが、立地自体はよくありません。
現在通っている豊中キャンパスは最寄りの阪急石橋駅からは10分くらい歩きますし、何よりも坂道だらけですので。
でも、キャンパスは流石にマンモス校の阪大だけあっていろいろと施設が充実しており、特に学生食堂は数多くあり何処もおいしいところばかりです!

阪大医学部の特色としては、何と言ってもやはりこれから日本の医学界全体を引っ張っていこうという最前線で活躍できるリーダーを育成するための環境や気風といったものがある、という点ですね。
そういった環境や気風に見合う優秀な人材が日本全国からここに集まってきているという雰囲気がありますし、講義もレベルが高く、世界的な名医が講演に来られたりする点からしても、やはり阪大医学部は違う…と感じざるをえません。

ここで勉強することができて本当に良かったと日々実感しています。

 

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④来年度、大阪大学医学部を受ける人へのワンポイントアドバイス

阪大医学部に限らず、国公立大の医学部を目指す人にはとにかく「センターを軽く見るな」と心から強く忠告したいです。
もちろん大学によって多少の差はありますが「得点率90%」というのが1つの大まかな合否の分かれ目になると思います。「90%を越えている人を90%を越えていない人が逆転する」というのは現実的にかなり厳しいと思われるからです。
これは決して「逆転は不可能」と言ってるわけではないので誤解しないでほしいのですが、僕自身が現役の時に失敗し1浪で合格できた体験をもとに言わせてもらえるならば、やはりそのように感じています。
ですから、とにかく「センターで決まる(決める)!」「絶対に9割取るんだ!」という強い覚悟で臨んでもらいたいと思います。

具体的なセンター対策としては、特に国語と社会を「どうせセンターだけだから」と疎かにしないよう、自分の克服すべき弱点を見極めた上で事前にしっかりと計画を立てて対策を進めていってほしいですね。
ちなみに僕の場合は、世界史は曖昧な知識を補強するために一問一答集をとにかく繰り返し解き、国語は現役時代に落とした古漢でリベンジすべく基礎知識の暗記や演習問題の復習になるべくコンスタントに時間を割いて仕上げていくようにしました。

英数理については2次対策でセンター対策を十分カバーできるので、基本的には年間通じて2次対策優先で勉強を進めていき、本番直前の12月頃からセンターに照準を合わせた過去問等の演習対策をしていけば良いのではないかと思います。

以上ですが、阪大をはじめ国公立医学部を目指す人には今後の受験対策の参考にして頂けると幸いです!

 

 

伊藤先生のインタビューは以上です!

 

大阪大学医学部という難関に合格された優秀な先生なのに、柔道では全国制覇するほどの実力をお持ちだなんて、本当に驚きですね!
医学界においても柔道界においても、ともに伊藤先生が将来ご活躍され牽引していかれることを、ナカサカのスタッフ一同心より願っております!
どうか頑張ってください!

 

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