~面接・小論文対策~ヒノトリ?火の鳥?
こんにちは!大教大池田出身、関西学院大学商学部4年の安田です。
本日は、手術支援ロボットの「ヒノトリ」についてです!
皆様はこのロボットをご存じですか??
ヒノトリは、メディカロイド(注1)が開発した国内初となる手術支援ロボットです!
(注1)川崎重工とシメックスによる共同出資で設立された医療用ロボットの製造・販売会社
ヒノトリでは腹部に小さな穴を開け、穴から内視鏡と手術器具を入れることで、医師が操作する4本のロボットアームが手術を行います。ヒノトリは2020年2020年12月14日に初手術を成功させ、ニュースでも大きく取り上げられていましたね!
ところで、手術支援ロボットを導入するメリットは何でしょうか??
私は精緻な治療を行えることがメリットだと思っていたのですが、調べる中で患者さんと医師の双方にメリットがあることが分かりました。
主なメリットを3点まとめます!
①手術精度の高さ
挿入された内視鏡カメラでは血管の1本1本まで見ることができるほど鮮明に3D画像が映し出され、正確で細かい作業ができます。
また、ロボットアームは人よりも多い関節で作られているため、人の手では困難な動きや繊細な手術が可能となり、アームは手ぶれ補正されているため安全性が高いです。
➁患者さんの負担軽減
ヒノトリでは腹部に数か所小さな穴をあけて手術を行うため、従来の開腹手術に比べると傷が小さく、術後の痛みや回復期間を減らすことが出来ます!
③医師の負担軽減
医師は患者さんから離れた操縦席に座り、モニターを見ながらコントローラー動かすことで手術ができるため、厳しい姿勢で長時間手術をする必要がなくなります。
また、操作をデジタルで保存できるため、熟練医の技術を若手への教育に使うことが出来る若手医師への技術教育が可能となります。
ヒノトリは2020年から泌尿器科領域で症例を積み重ねてきましたが、昨年には大腸がんや胃がん、子宮体がんの初手術に成功しています!
今後、幅広い治療に使用されることが期待されますね(^^)/
以上、国内初の手術支援ロボット「ヒノトリ」についてでした!
少しでも小論文対策の参考になれば嬉しいです(^^♪
【参考文献】
・神戸新聞NEXT「手術支援ロボ「ヒノトリ」初の子宮体がん手術成功 婦人科領域に拡大、利点は出血量抑制 神戸大」(閲覧日:2023/07/01)
・日本医科大学付属病院「手術支援ロボット「ダヴィンチXi」「hinotori™(ヒノトリ)」」(閲覧日:2023/07/01)
・慶應義塾大学病院「最新ロボット「hinotori(ヒノトリ)」を用いた腹腔鏡下手術開始 -泌尿器科-」(閲覧日:2023/07/01)
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