シリーズ10☆医師を志し大阪大学医学部を目指した理由(須之内先生編)

医学部受験専門の予備校・ナカサカ医進ゼミナールのアシスタント簾谷です☆

本日も大阪谷町教室からブログを書かせていただきます!

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さて今回は、ナカサカ医進ゼミナールのサポート講師インタビュー第10弾としまして、
大阪大学の医学部医学科1回生の須之内先生編をお届けいたします!!!!

 

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須之内紀一先生は和歌山県開智高校のご出身で、
我らがナカサカ医進ゼミナールの2015年度の卒塾生でもあります!!
温厚かつキメ細やかなご指導で、講師1年目にもかかわらず、現ナカサカ生からの評判もすごく高いんです(*^。^*)

 

それでは、そんな須之内先生へのインタビューをご覧ください!!!!!

 

①何故医師を志したのか、何がきっかけだったのか

僕は生まれたばかりの頃は体がとても弱く、小児痙攣をおこして救急車に運ばれるということがよくありました。今はもうすっかり治っていて健康なんですが、当時は本当に大変で、実は生まれてから2歳迄アメリカのニューヨークに住んでいたのですが、親が治療を優先すべく日本に戻ってくることに決めたほど深刻で酷い状況だったんです。
そんな幼い頃からのハードな闘病生活の中で僕を助けて頂いたお医者様には、健康になった今でも、今だからこそ本当に感謝の気持ちでいっぱいです。具体的に何がきっかけになったのかは定かではありませんが、そのお医者様への変わらぬ感謝の気持ちが憧れへと変わり、自分の幼い頃と同じように病気に苦しむ患者を今度は自分が「治す側」に立って助けてあげたいと考えるようになって、それでいつしか将来の自分の進路として医師を志すようになりました。

 

②何故、大阪大学医学部を選んだのか

医学部受験先を選ぶにあたっては事前にインターネットや資料などで色々と調べたり、実際にオープンキャンパスに行って施設を見たり説明を聞いたりしたのですが、そうした中で僕にとっては大阪大学医学部が一番印象が良かったんです。何が良かったかというと、具体的には「附属病院の規模や対応している診療科の数がとても多い」という点です。
正直言って自分自身にどんな適性があって、将来どの診療科に進むのが良いのかは今の段階では何も分かっていないので、「自分にはこれが向いてるかもしれない」とか「ああ、こんなのがあったのか」といった発見ができるチャンスになるべく多く巡りあえるように、まずは臨床実習をなるべく多く受けられる機会や環境に恵まれている大学が良かったんですが、阪大医学部はそういう僕の希望にちょうど叶っていると思ったんです。

 

③大阪大学医学部の良いところ&特色

先ほどお話した内容と少し被りますが、阪大医学部は附属病院がとにかく充実しており、そのお蔭もあって早くも1回生の前期のうちから臨床実習がスタートします。このことは、僕のように出来るだけ早いうちから長く沢山の診療科を勉強したいと思っている医学部生には素晴らしい環境だと思います。また、臨床実習だけでなく、医学の基礎研究部門へと進みたい人にとっても、そのための研究施設や設備はかなり充実しているので非常に良いと思います。

なお…逆に規模の大きい大学ゆえのマイナス部分の特色を少しだけお話しておくと、お昼どきの学内食堂はとにかく物凄く混み合います。その混み具合は、まるで「戦争状態」です。僕はなるべく授業と授業の合間にお昼前の空いている時間帯を狙って食べに行くようにしています。そういう努力や工夫をしないと食べ損ねて大変なことになるので、阪大を目指す方は、そのあたりの食事情を少しばかり覚悟して来てくださいね!

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④来年度、大阪大学医学部を受ける人へのワンポイントアドバイス

とにかくセンター、特に社会は、気を抜かずに勉強してほしいと思います。というのも、阪大入試の配点では社会だけが圧縮されずに素点(100点満点)のまま加点されるためにウエイトが重く、その出来が入試全体の成否を大きく左右するからです。
僕の場合は地理選択でしたが、基本的には過去問を解いては解説を熟読し、分からないことがあれば参考書を読んだりナカサカ医進ゼミナールの中野先生に質問したりして確認するようにしていました。地理の場合は過去に出題されたのと同じ問題が繰り返し出される傾向にあるため、過去問をやる意味が他の科目よりも大きいと思います。勿論、「同じ問題」と言ってもまったく同じ形のままで出題されるわけではないので、例えば選択肢の内容や表現が違う形になっていたとしても戸惑ったり引っかかったりせずにちゃんと正解を選べるように、解いた過去問を見直す際には不正解の選択肢も一つ一つしっかりと吟味して「この答えだとどうしてダメなのか」を把握しておくことが大事だと思います。それが出来れば、多少目先を変えるような問題の出し方をされてもちゃんと対応できると思います。
センター国語については、記述問題を解くようなイメージ、具体的には「もしもこの問題が記述式だったら、自分で答えを書くなら必ず入れるであろうキーワードやキーフレーズが含まれていないような選択肢は不正解と見なして消去!」というやり方で取り組んでいけばよいのではないかと思います。

英数理に関しては、2次対策をベースにしながら思考力を鍛えておくべきだと思います。ただし、センターの英数理は難問ではない分「時間勝負」になりますので、とにかく「早く、正確に解く」という意識と訓練をしてほしいと思います。
例えば僕の場合だと、過去問を解く際には英語は60分で、理数は各科目45分で解くように時間制限を設けていました。そういう負荷をかけることで、まずは「早く解く」という意識が芽生えますし、早く解けるようになれば見直しをする余裕もできるようになり「正確に解く」ことが可能になります。また、実際のセンター本番では緊張したり焦ったりして普段以上に解答に時間がかかることもあるでしょうし、何より絶対にミスと後悔の許されないマーキング作業もあります。そういった諸々を考慮すると、練習では制限時間よりも短い時間で解けるようにしておく練習が必要だと思います。

あと、最後に…阪大の2次試験の英語の解答用紙なんですが、物凄く解答欄が小さいので注意してください!
具体的に言うと大問1の英文和訳や大問3と大問4の英作文の解答はかなりの文字数を書かなければならないにもかかわらず、とにかく解答欄がミニチュアサイズなので、可能な限りなるべくコンパクトかつ綺麗に、出来る限り消しゴムのお世話にならないよう一回で正確に解答できるようにする努力と工夫が必要だと思います。

以上、阪大医学部を目指される方は、是非参考にしてください!

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須之内先生のインタビューは以上です!

お話していても実に温厚な雰囲気で、生徒たちからの評判通り「頼りがいのある優しいお兄さん」という感じでした!!!

 

将来どの診療科に進まれるか分からないと須之内先生自身おっしゃっていましたが、たとえどの科に進まれたとしても須之内先生なら患者さん達から頼られ慕われる素敵なお医者様になられることと思います。

ナカサカ医進ゼミナールの卒塾生でもある須之内先生のこれから益々のご活躍をナカサカのスタッフ一同心より願っております!

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