透析治療のお話☆

こんばんは!アシスタント山本です♪

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先日、新聞で気になる記事を発見したのでご紹介致しますね。みなさん、透析装置についてご存知ですか?

透析装置は別名、人工腎臓とも呼ばれています。しかし、本当の腎臓の機能には遠く及びません。

 

透析治療を長く続けると、本来は体にたまらない【タンパク質】が少しずつ蓄積し、様々な合併症を引き起こすことがあるそうなんです!

その症状の塾長が「透析アミロイド症」です。

聞いたことがない言葉ですね(^-^;) 骨や関節にアミロイドといわれる繊維状のタンパクが沈着し、「痛み」や「しびれ」を引き起こすらしいのです。この症状、なんと悪化すれば手術の必要が出る程恐ろしいものなんです。

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しかし技術が進歩し、現在では「オンラインHDF(血液透析濾過)」と呼ばれる新しい透析法を受けれるようになり、そういった問題が解決されつつあるようです。

それでは「オンラインHDF」とはどのような治療法なのでしょうか・・・

普通の血液透析は、半透膜をはさんで血液と透析液を接触させることで、血液中の老廃物を透析液に移行させます。

HDFは血液透析だけでなく、患者の血液に無菌の液体を加えて増量し、大量に濾過を行うのが特徴らしいです。

それによって多くの老廃物を除去できるのです♪

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HDFには2通りの方法があるそうですよ☆

  ■一定量の補液を入れたバッグを使う方式

    →これは濾過量が限られるというデメリットが…

  ■オンライン方式(透析液の一部を補液として持続的に使う方式)

    →こちらはより多くの濾過が可能!

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だんだん難しくなってきましたね。実は私も医大生のサポート講師にききながら、恐る恐るこの記事を書いています^^;

つまりまとめると、普通の透析は透析アミロイド症の原因となる「タンパク質」を十分に取り去ることができませんが、「オンラインHDF」なら効率的に除去できるということですね☆

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医学の進歩は本当に素晴らしいものですね。新聞は勉強になることが沢山ありますね。

 このナカサカ医進ゼミナールで働き始めてから、新聞の記事で医療関係のことが記載されていると思わず目を止めてしまいます!

医学部を目指す受験生のみなさん!今日も勉強お疲れ様です☆

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明日もナカサカ医進ゼミナールでお待ちしていますね。

それでは…(^^)/~~

 

 

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