新型コロナウイルス感染症対策として私共ができること全てを

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)への対策として、当ゼミは飛沫感染対策となるしっかりとした設備工事を行いました。

手洗いや換気や教室内の消毒など出来る対策はすでに実施していますが、飛沫感染対策として当初はスチレンボードなどの簡易な仕切りを用いていました。
しかしながら、耐久性も見た目にも問題があり、やはり急場しのぎであることは否めません。

そこで、耐震性に優れ、かつ機能性とデザイン性の高い教室に馴染むような当ゼミ専用のパーテーションを特注し設置しました。生徒さんに安心して快適に勉強していただくことを第一に考えました。

シーズンを問わず三方向の窓を大きく開け換気の良い状態を常に保っていますが、窓の開放に伴う蚊などの虫の侵入を防ぐため、縦軸回転窓でも使用可能な網戸も特注して設置しています。

全体として機能性を確保しつつ、元々の教室のデザイン性を損なわない、むしろより良い落ち着いた空間を作り上げました。

今回の工事は飛沫感染対策の常設設備として運用し、今後訪れるCOVID-19収束後の環境をも見据えた継続的な対策です。

教室の平面図。

一級建築士による設計とデザインにより、見た目と機能面の両方で質の高い設備を設置しています。

パーテーションを設置した教室内の全景の写真。上から見下ろすアングル。
パーテーションを設置した教室内の全景の写真。別方向で上から見下ろすアングル。
パーテーションを設置した教室内の全景の写真。別方向で通常の視点からアングル。
専用の網戸を開けて回転窓を開いた状態の写真。

飛沫感染防止用に、教室内の各席の間にパーテーションを設置しています。
白い木目調の素材を使い、「かすみガラス」を使った小窓をつけ、面積が大きい割りに圧迫感がありません。
勉強に適した空間としての質が高まるように配慮しています。

パーテーションを斜め前から見た写真。奥に3枚並んでいる。
パーテーションを正面から写した写真。
パーテーションの「かすみガラス」の写真。奥から光が差込み明るく見える。
パーテーション下部の写真。金属で覆われていて、金具で床に固定されている。
別のアングルから見たパーテーション下部の写真。金属で覆われていて、金具で床に固定されている

飛沫感染防止用の仕切りとして、落ち着いた白を使った木目調のパーテーションを設置しています。
大きめの明かりとりの窓には「かすみガラス」を用い、圧迫感の軽減とともにパーションによる光の遮断を軽減しています。
下部の金属製の金具によって床に直接固定されていて、壁に接する側も同様です。足がつまづかないように設計されており、耐震性も高く揺れで倒れないよう安全性も確保しています。
また、この金具はヘアライン仕上げが施されたステンレス製で上品な輝きをもっています。
全体として教室のデザインに馴染む、高級感とアンティーク感のあるデザイン性の高いパーテーションとなっています。

回転窓と網戸の写真。窓中央を軸に回転して開けるタイプで、この窓を覆う箱のように専用の網戸が設置されている。
回転窓と網戸の写真。やや窓を開けた状態で網戸をしめている。
網戸の側面の写真。側面にも網戸を張っている。
側面の網戸のアップの写真。
網戸のアップの写真

感染対策として換気は重要ですが、窓を開けていると蚊などの虫が入って勉強に集中できなくなるため、網戸は必須です。
当ゼミの窓は縦軸回転窓のため通常は網戸を設置できないのですが、回転窓を覆うような箱型の専用網戸を特注して設置しています。
この専用網戸によって回転窓を開けたまま網戸を閉めることができ、換気と同時に虫の侵入を防ぐことが可能です。

パーテーションと窓の隙間を塞ぐ透明なアクリル板の写真。
パーテーションと窓の隙間を塞ぐ透明なアクリル板の一部を拡大した写真。特別な形にカットされている。

構造上、窓とパーテーションの間に空間ができますが、飛沫対策をより厳密に行うため透明なアクリル板を設置しています。
透明なので光を遮ることはなく、パーテーションによる光の遮断を最小限に抑える効果もあります。
こちらも特注品であり、サッシの段差に合わせた綺麗な曲線でカットされています。

講師席と正面の席を隔てる透明アクリル板の写真。やや斜めから撮影して、やや緑がかったアクリル板が見て取れる。
講師席と正面の席を隔てる透明アクリル板の写真。光を遮ることがなく、圧迫感もない。

講師席と生徒席の間には大きな透明のガラスを設置しています。
これもまた特注品であり、微妙に緑がかった色をしていて、耐久性の高いタイプのガラスのため、デザイン性だけではなく安全性の面でも質の高いガラスです。
光を遮ることはないため開放感は損なわれず、しかし飛沫はしっかりと防げる機能性も高い仕切りです。

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