経歴
- 1970年 大阪府生まれ
- 大阪府立高津高校卒業
- 大阪大学工学部卒業
大学1年生から複数の塾で非常勤講師として勤務。
大学卒業後は、2年間の商社勤務の後、再び大手塾・予備校で非常勤講師として勤務。
医学部受験専門に25年以上にわたり数多くの生徒さんをお世話させていただいております。
長男(奈良県立医大)・次男(大阪公立大医学部)・長女(奈良県立医大)もサポート講師として当ゼミで指導にあたらせていただいております。
趣味:登山、スキー、筋トレ、ダイビング
他塾には無いナカサカ独自のスタイル
機能的な教室
快適に長時間勉強できる教室
当塾は全てにおいて他塾とは違います。それは教室に入った瞬間に感じていただけるはずです。塾とは思えない落ち着いた雰囲気。かつ細部に至るまで機能性を追求した造り。快適に長時間勉強していただくために、先ず教室には靴を脱いで入っていただきます。コンクリート床の冷えが足に直接伝わらないよう、厚さ数センチの断熱効果と防音効果のある材料をコンクリート床に敷き、その上にカーペットを敷いております。おかげで真冬でも冷えを感じることはありません。さらに各席に一つずつ個人用ホットカーペットまで備わっています。
傍らにはつねに塾長・講師が
教室内には、職員室や事務室などは無く、一つの部屋で塾長・講師・生徒が隣り合って座っています。集中しているか、手が動いているか、ペースが落ちてないか、塾長や講師が常に把握できる空間作りをしています。そして、疲れたら個人で使える休憩室があり、仮眠までとれます。飲み物はフリードリンクで多種ご用意しています。
指導面でも生徒と二人三脚で
固定のカリキュラムはなく完全オーダーメイドで、生徒さん1人1人に個別の指導カリキュラム(年間・月間・週間)を作成いたします。しかも、それには毎日微調整が入ります。入室なさったら、前日の進捗状況を踏まえ、生徒さんと塾長が打合せ。そうやって予定していたカリキュラムに微調整を入れながら、その日やる事を決めるのです。暗記に疲れたら思考系の内容を多くしたり、またその逆であったり。物理の勉強が続き物理にうんざりなら、今日は英語を多めにやりましょうと。急ぎ提出すべき学校の宿題が出たのであれば、そちらを先に解説しましょうと。指導においても、生徒の傍らに常に我々がいます。
質の高い添削指導
ナカサカの添削は他とは違う
ナカサカが最も力を入れているのが、医学部過去問添削です。基礎固めが終わった方から、早い人なら春から、遅い人でも夏の終わりから、医学部過去問をボリュームたっぷり解いていただきます。先ずは採点と1回目の添削。そして解説とヒント出し。そのヒントから答案の直しをしていただき、2回目の添削・解説・ヒント出し。そして、また直してもらう。添削・解説・ヒント出し・直しを何度も繰り返し、答案を何度も遣り取りしながら、最後は自分の力で答まで到達してもらう。これがナカサカの添削です。黒板で解説してもらい解説後に配布された模範解答を見直すと分かった気になりますが、何も身に付いていません。自分の手を動かし答に至るようにしなければ習得したとは言えないのです。
添削に入る前には基礎固めから
医学部過去問の添削に入る前には、当然ながら基礎固めを終えておく必要があります。その場面でもナカサカの個性が光ります。学校や他塾で、例えば微分について習う場合、微分とはどういうものなのかという抽象的な概念の説明を最初に行い多くの時間を割き、後に続く問題解説に割く時間が少ないように思います。ナカサカは、その真逆です。抽象的な概念の説明はそこそこに、その単元の重要頻出問題を20問30問と、講師が生徒さんの目の前で説明しながら解いていきます。その中で抽象的な概念を出来るだけ具現化しながら分かりやすく解説します。そうする事で非常にスピーディーな習得が可能になります。例えば、数学Ⅲが全くの未習である方に、数学Ⅲ全てを習得してもらうのに、ナカサカなら約1ヶ月で終わってしまうくらいです。勿論、解説後の暗記と確認テストも含めての話です。
医学部合格に一歩近づくコツ
限られた短期間だけ我慢しましょう
医学部合格に1歩近づく1つ目のコツは「短期間だけ我慢をしよう」です。
とにかく【短期間】というのがポイントです。受験勉強は面白くありません。面白くない事を何年も出来ません。我慢するのは短期間でないと心も身体ももちません。また、受験勉強の大半は暗記です。覚えても覚えても、同時に忘れてもいきます。何浪もすれば知識がどんどん増えていくと思ったら間違いです。ですから、我慢は短期間にとどめ、短期集中でいきましょうという事です。浪人生なら1年、高校生なら長くて2年か1年半くらいでしょうか。
但し、その短期間は、かなり厳しくストイックに生活してもらわなければいけません。ナカサカでは浪人生には原則9時から23時まで勉強していただきます(注:通学時間・部活・ご家庭の事情などに配慮し時間調整可能)。中高生も春夏冬休み中は同じです。日曜や祝日も教室に来ていただきます(注:希望者のみ)。大晦日と元日も。
また毎日シス単やターゲットの英単語テストを行っておりますが、それらの暗記は教室内では認めていません。あくまでも電車の中で覚えてもらうようにしています。往復にかかる時間に合わせ暗記する数を調整しています。
教室では朝から晩まで「解説→暗記→確認テスト」または「過去問演習→添削指導→暗記→確認テスト」という一連の流れを延々と繰り返します。例えば、英語の長文を読んだ後は、そこに出てきた頻出英単語のリストを渡され暗記。そして確認テスト。古文漢文も同様。化学の解説を20題30題と受けた後は、すぐさま暗記の作業に。見直したり暗記している途中に質問が出てきたら、近くに座っている塾長や講師に質問。その後は、また確認テスト…。一日中この繰り返し。なかなかハードです。
大手予備校や他塾から来られた生徒さんが口を揃え「暗記も確認テストも無い、ただ聞くだけの(他塾の)授業って、すごく楽なんですね。それに比べナカサカは大変です!」と仰います。ナカサカでは、個人で使える休憩室を設け仮眠までとれるようにするなど、長時間快適に勉強していただく環境つくりに努めておりますが、それでも辛さは否めません。
要は、それくらい頑張らないと、ハードな勉強に耐えないと、難関の医学部には合格できませんということです。別の言い方をすれば、それくらい頑張れば短期間で成績が伸び一気に医学部合格に至る、ということです。兎にも角にも【短期間の我慢】ができるかが、医学部合格を決める大きな要因であるのです。
確固たる医学部志望理由が合格への原動力に
医学部合格に1歩近づくコツの2つ目、それは「明確かつ具体的な医学部志望理由を語れるようにしておこう」です。
医学部志望理由を尋ねられ、「幼い頃に入院した病院の先生が優しかったから」とか「祖母の手術をしてくれた医師が親切で良い先生だったから」という類のことを言うようでは要注意です。
分かり易くするため敢えて非常に極端な物言いをいたしますが…、我が家に毎朝新聞を届けてくださる配達員さんは、とても爽やかで親切で好感の持てる方ですが、私は新聞配達員になりたいと思ったことは一度もありません。新聞配達のアルバイトを実際にしたことはあります。しかしながら、雨の日も風の日も雪の日も休まず夜明け前から新聞を届けるようなハードワークは私には長くは務まりませんでした。近所のパン屋さんはいつも美味しいパンを焼いてくださって、時々オマケと言って一個無料サービスまでしてくれます。それでも私はパン屋になろうとは思いません。食べるのは楽しくても、作ることには余り興味がないからです。
非常に極端な言い方を敢えてすれば、こういうことです。優しく誠実な医師に出会い医師を目指そうと思った、では説得力がありません。そういう事を仰る方は、偽善でも何でもなく、実のところ、ご自分でも医師志望理由が明確には分かっておられない場合が多いようです。しかも、分かってないことすら気付いていない場合もあります。
医学部に合格するには、たとえ限られた【短期間】であっても辛い我慢が必要です。それに耐えるには、やはり最後は強い気持ち(ど根性)がものを言います。明確な医師志望理由を持っておられ、ご自分で明確に認識しておられる方はやはり強い。20年以上にわたり培ってきた医学部受験の経験から、そこは断言できます。
では、どういった志望理由ならOKなのか。それは人それぞれですが、一度私に本音を正直に語ってみてください。まとまってなくても漠然としていても構いません。そうすれば、それを私が明確にし医学合格の原動力にするお手伝いをさせていただきますよ。
まず第三志望合格から始めよう
医学部合格に1歩近づくコツの3つ目です。それは「第一志望に合格したければ、まず第三志望の1校に合格しましょう」です。医師志望理由が明確で、限られた短期間とはいえ我慢を重ねれば、合格は間近に迫っています。ですが、ものごとは何でも勢いが必要です。自信も必要です。
いくら模試の成績が伸びても、模試は模試です。本番では緊張して力が出せるか不安です。本番で力が出せるという自信が不可欠です。そんな不安を抱えたまま、半ば盲目的にがむしゃらに、難度の高い第一志望だけに向かって走り続けるのは極めて危険です。
そういう場合は、先ず比較的簡単な第三志望で1勝しましょう。私立医学部入試であれば偏差値順に日程が組まれていることが多いので、早い時期に中堅以下を受け1勝するのです。たとえ国公立第一志望であっても。そうすれば自信も勢いもつき、私立の全日程が終わる頃には、気付けば大阪医大や関西医大にも合格していたということはよくあります。中には、私立専願であり私立医学部に多数合格しながら、その勢いで国公立医学部に入る方もおられます。
私立医学部なんて合格しても学費が高くて・・・と仰る方は、ブログ記事の「経済的に苦しくても私立医学部に行けるんです」をご覧ください。私立でも、タダ同然で行ける制度がたくさんあります。仮に国公立専願だとしても、ある種の精神的な保険にはなるのではないでしょうか。
中野先生は見た目はソフトですが、とても厳しい方です。ですが、生徒さんのためならどんな事でもためらわず、指導に熱心で妥協しないからこその厳しさなんですよ。
サポート講師:角田 有里(講師・サポート紹介のページへ)